2020年6月30日火曜日

帰国してから3か月が過ぎました

 帰国してから早くも3か月が過ぎました。
アフリカへ入る通常運行の商用便はいまだ欠航の状態です。

ワガドゥグの暮らしがどんどんわたしから遠のいていく。
わたしの心境かな。


わたしが昨年10月にプランターに撒いたバオバブの種たち。
初めて発芽したのが2019年11月16日でした。
プランターの右にちびっこい緑が見えるでしょう。
11月16日はわたしの娘と同じ誕生日だから、「バオバブ長女」と呼ぶことになりました。




その3日後にはしっかり双葉が開き、11月23日には本葉が出ました。



2020年1月13日のバオバブ長女が手前の弥生式土器のようなものに植えられています。
他のバオバブたちも次々に芽を出し育っています。



2020年3月22日、わたしがワガドゥグのアパートを最後に出るときに撮ったバオバブ長女の写真です(上)。こんなに大きくなりました。
ずっとずっと、あと2年は一緒にいられると思って疑わなかったのに、わたしはバオバブの我が子たちを残してワガドゥグをあとにしたのです。


我が子たちは元気に育っているかなあと思っていたら、我が家のアパートを引き払う時に、ベランダに並んだ最後のバオバブたちの姿ですよ、と夫の会社の女性スタッフが撮って送ってくれました。
2020年5月31日。下の写真です。


これは、バオバブ長女ですが、他のバオバブたちも大きく育っていて、写真を観たわたしはもう気分ハッピーでした。


(スタッフ女性の足が愛嬌ですか。)
しかし、バオバブ長女の成長にはびっくりです。他のバオバブより群を抜いて大きくなっているのは、弥生式土器というかブルキナファソ式土器の丸さ、土の温度の保たれ具合、土器が余分の水分を吸う加減とかが関係しているのでしょうか。
ちなみに、この土器には底に穴は開いていません。 
謎です。

このあと、アパートから引き揚げたわたしたちの荷物は(悲しいかな、電化製品や家具はすべて処分)事務所に運ばれ、バオバブたちも(わたしの願いで!)事務所の日当たりの良い通路に移されました。 

バオバブの我が子たちはどうしてるかなあ、とまたまた思っていたら、スタッフ女性が昨日、こんな写真を送ってきてくれました。
2020年6月29日のものです。


もう驚きの成長です。
スタッフ女性が、素焼きの土器はすでにバオバブ長女には小さすぎるから、大きいサイズのものに植え替えますよ、と言ってくれています。

前回のブログと写真も内容も重なってしまいましたが、バオバブの存在がわたしとブルキナファソを繋いでくれているように思えるのです。
そして、わたしがワガドゥグから離れた3か月という長さを、特に、わたしのバオバブ長女の成長具合をみて痛感するのです。
長かったなあ。
はるか遠くなった我が町、ワガドゥグだなあ。

5月末にはまたワガドゥグに戻れると思っていたのに、こんな展開になるとは思ってもいなかったことです。

まだまだコロナウィルスの猛威は世界中で吹き荒れています。
アフリカはこれからどうなるのでしょう。
ワガドゥグの仲間たちといつかきっと再会できると信じます。 
東京からでした。

2 件のコメント:

  1. バオバブの成長に負けずに我が家の娘たちもぐんぐん大きくなっています。長女はいまだにワガのばあばのことが忘れられず、「また会えるよ!」と自分で自分に言い聞かせています。

    アフリカでの感染者数は増加の一途をたどっていますが、ワガドゥーグーはいつも通り落ち着いています。

    ブルキナファソにいるバオバブ長女と我が家の長女が早くマダムに会えますように♡それぞれの場所で、お互い気をつけましょうね。

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  2. Aikoさん、コメントをありがとう。     
    わたしはいつも二人のワガ孫のことを思っていますよ。
    絵本のプレゼントをどれにしようかな~と考えながらね。 
    そう。それぞれの場所でファイトです!再会を楽しみにしていますよ!

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