2019年11月17日日曜日

すっかり乾季になりました

ここワガドゥグでは、10月下旬からやたらに外でバッタに出くわしましたが、それも一段落です。

思えば、中央アフリカ共和国のバンギでも乾季に入ったとたんに緑色のバッタが大量発生して、現地語でこのバッタを”キンダゴゾウ”と言って、バンギの人たちは夜になると街灯に集まるキンダゴゾウさん(わたしたちは親しみを込めてこう呼んでいました。昔の日本人にいそうな名前ですね)を七輪で焼いて、夜桜見物ならぬ、夜バッタ見物で宴会が繰り広げられていました。タンパク質が焦げる香ばしい匂いが、楽し気な話声とともに我が家のリビングまで入り込んできていました。

ワガドゥグのバッタは、モレ語では”soure”(ソーレ)というのだそうです。
バンギのゴゾウさんより少し小ぶりで茶色だし、ここの人たちは決して食用にはしないと言います。
やはり、ソーレが出てくると乾季が終わった”合図”だと聞きました。

今年の雨季の終わりはちょっと長引いたようですが、ワガドゥグももうすっかり乾季です!

わたしたちがガーナに発つ前は、ここのアパートの踊り場やベランダにもソーレがぴょんぴょん飛び跳ねていて、バッタに無頓着な夫はバッタを踏みつけても平気のヘーサ!
靴の裏にバッタの体液がつくから踏まないでー!、とわたしは注意しまくりましたが効き目なしでした。
ガーナから帰ってくると、我が家のリビングまで忍び込んだバッタが数匹転がっていました。なんだか、他の昆虫まで(わたしの大っ嫌いな・・)までいそうで、わたしは帰宅と同時に疲れも忘れて家具を動かして掃除しまくったのでした。

ワガドゥグのゴルフ場の7ホール目だかの左側に、雨季の間は緑色に広がっていた雑穀畑もいつの間にか枯れて収穫の時期を終えて、また殺風景な姿になっています。

ゴルフ場そばの雑穀畑の収穫物~ソルゴとミル

収穫を終えた雑穀畑でプレイする夫2019.11.9.

乾季になって、心なしか、アパート2階の我が家の床の赤土砂ぼこりが気になるようになりました。
外の空気も砂塵が舞って、バイクを運転する人の中にもマスクを着用する人をちらほら見かけるようになりました。
町なかには、雨季の間に実った野菜や果実が出回っています。

手前からカボチャ、ヤム芋、縞々スイカ 2019.11.8.


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