2021年9月20日、午前4時半過ぎ、トイレに立った時に外の明るさについ窓辺に寄って見上げてしまった西の空。
まん丸い満月(おそらく!)が高度を下げながら、まだ眠りの中にいるワガドゥグの人々の上を煌々と照らしていました。
住んでいるのはアパートの4階だし、外はほとんど真っ暗闇だし、神々しい美しい満月でした。
そうだったなあ、満月は、太陽が沈むと同時に東の空から上り始めて、そろそろ太陽が東の方角から上るころだなあという明け方に満月は西の空に沈んでいくのだったなあ。
満月の夜行便に乗ると、サハラ砂漠は紫色に照らされて、砂漠の上に目を凝らすと、星の王子様と不時着したパイロットが話し込む可愛いらしい姿が見えるようだったなあ。
色々なことを思い出した明け方でした。
日本人のわたしには、やっぱり満月の中に見えるのは餅つきをするうさぎです。
日本では、中秋の名月として、すすきにお団子や秋の収穫物がお供えされて、お月見を楽しんだのでしょう。
1時間後の5時半過ぎには満月は西の地平線に沈んでいって、少しずつ白み始めたワガドゥグでした。
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