2020年1月15日水曜日

肌寒いと初めて感じた1月14日の朝

今日、1月14日の朝、薄い掛布団から出たとき、ワガドゥグに来て初めて”ウッ、サブッ!”と感じました。
レストランのテラスで友人たちと昼食を取っているときも、ひんやり冷えてきて、長袖のコットンカーディガンを羽織ったり。こんなことも初めてのことです。

12月に入ってから、現地の人たちは皆、朝からダウンジャケットもどきの厚手のものを羽織ってバイクにまたがり、毛糸の帽子をかぶっている人も見かけます。
確かに今日は肌寒かった!昼間の日陰も冷えました。

先ほど、14日のワガドゥグの気温を調べてみると、最高気温31℃、最低気温17℃。
やっぱり。寒さを感じるはずです。
乾季真っただ中だから、もちろん降水確率0%。風0.5m/s。湿度20%。
湿度がないから室内はひんやり。
雨季のころは、エアコン室外機のホースからは、一日でバケツ一杯になるほどの水がしたたり落ちていたのに、今では、一滴たりとも落ちてきません。

最後にパラパラっと降った小雨は11月初めでした。
以来、2か月半も町はカラカラ状態で埃だらけ。窓からはさわやかな風が入ってきますが、おかげで朝に室内を水拭きしたのに、夕方に水拭きするとバケツの水はもう泥水状態です。
わたしはさっそく喉をやられて、咳がひどくてお腹の筋肉痛です。これで腹筋が鍛えられてすっきりすればいいのでしょうが、そうはいかないでしょう。
とにかく、一日中、間断なく全身で咳をするから、疲労困憊です!

そんな中、友人から、バオバブの実、”Pain de singe”(おサルのパン)の季節が始まりましたよー!、苺が初お目見えしましたよー!、と季節の巡りの知らせる便りが届き始めました。




11月中旬に種から植えた我が家のベランダのバオバブの芽もスクスク、とまではいきませんがゆっくりと育っています。
20個ほどのバオバブの種をプランターにばらまいて、6個から発芽し、植木鉢に植え替えたものもあります。草、というよりもイッパシの”木”と呼んでもいいものまで出てきました。

プランターの中の長い葉っぱは、シトロネール(レモングラス)。家の周りに植えると蚊除けになるし、葉っぱを煎じて飲むと体から毒素が排出される効果があると言われている植物です。

毎日、時間があれば、大きくなれよー、元気でいるんだよーと全員に声をかけています。
こんなことも、毎日の小さな幸せです。

ブルキナファソではテロ攻撃があちこちの地域で起こり、少しずつ治安が悪化しているようです。
現地の庶民の生活は、厚手のジャケットやカーディガンを羽織って、乾季の季節の中で普通に穏やかに過ぎて行っているというのに。
イスラム教徒もキリスト教徒も、土着宗教を信じる人たちも不思議なくらいとても仲が良いと感じます。部族の差別も、仕事の差別も関係ないときっぱり言うブルキナファソの人たちに感動すら覚えます。

どうぞ庶民の生活の日々の平和が続きますように。

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