2020年2月2日日曜日

1月から始まったブロッコリーとカリフラワーの季節

朝晩のひんやりした空気が心地良かった12月、1月。
わたしのブルキナべの仏語の先生は、今年は例年より冷え込み方が弱かったと言います。
2月に入り、そろそろそんな季節も終わりが近づいているのかな。

そんな季節の中で、新鮮なブロッコリーやカリフラワー料理を楽しんでいます。




これは、ブルキナファソ西部の農耕地帯、ボボデュラッソ産のバイオ栽培のブロッコリー。立派です。日本では二百円ほどかな。
ワガドゥグでは、みずみずしい、しかもバイオ栽培のブロッコリーが一玉650フラン(約130円)で入手できるという感動!
キンシャサでは、一玉のブロッコリーがめちゃくちゃ高価でスーパーで一玉が千円はしました。カリフラワーも白菜もフランスから空輸されるからそれほど新鮮でなくてもとても高くて手が出なかった記憶しかありません。

聞けば、ブルキナべたちはよその国からの野菜を栽培する技術を上手に取り入れて、国内で栽培しているというのです。努力家だなあとここにも感心するのでした。
キンシャサでは、自分たちで栽培するという考えを持つこともなく(コンゴ人には失礼ですが)、ひたすらフランスやベルギーからの空輸品に頼っていました。だから、もちろん、高価な空輸野菜は一般庶民には入手困難だと思われます。外国人だって高価すぎる野菜の購入を躊躇してスーパーマーケットの商品棚で野菜たちは萎びていましたもの。

ワガドゥグでは、バイオ野菜をいろんな繋がりでツテを通して買えるし、毎週土曜日朝に開かれる市内二か所のレストランの庭で、あるいは、日曜日の朝の乗馬クラブ内で朝市が開かれていて、野菜のほかに、チーズ、蜂蜜、ココナッツミルク、モリンガの粉、食用油、肌用の油、石鹸、など貴重なバイオのものが入手できるのです。

そのたびに、やはりこの国は農業の国なのだなあと思い返します。
もちろん、外国人向けの朝市なのか、外国人だらけですが、値段も固定されて安く設定されています。ブルキナべの性格がこんなところにまで表れているのだなあとちょっと感動です。
庭で焼き立てのパンや、美味しいコーヒーも飲めて外国人たちの朝の憩いの場にもなっています。


ボボデュラッソからのBio野菜たち

我が家へは、二日前に注文しておくと、こんなビニル袋入りで毎週金曜日の朝に届けられます。一袋、どの野菜も650フランです。白菜もほうれん草もピーマンも650フラン!(ちょっと高めの野菜もありますが。)
ビニル袋をすぐに開けて、冷蔵庫へ。
その時の野菜たちの様子です。


チンゲン菜

ニラ

も一度! ブロッコリー!

これからは、なんと苺の季節が始まります。
”あまおう”顔負けの苺もあって、楽しみです。

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