カラカラに乾いた地面に太陽が照り付けるワガドゥグのゴルフ場~2020.2.28. |
ワガドゥグに初めて足を踏み入れたのが昨年(2019年)の3月9日でした。
その時にはもうすでに暑さと乾燥の季節真っ只中で、町中に舞う埃と時差ぼけが加わって私の体調はボロボロ状態。
ゴルフ場に行ってみたら、月面のような地面むき出しのだだっ広いところで、車から降りた途端にもうじりじりと暑さが頭まで上ってきて、こんな気候の中で18ホールをプレイするなんて無理!!!っと強烈に思ったものでした。
町中の干上がったような空気に埃っぽさが加わり、ワガドゥグの町の光景は衝撃的でした。
わたしは1か月以上の間、喉をやられて咳が続いて全身が筋肉痛になったものです。
強い太陽光線に弱いわたしは、サングラスは今でも欠かせません。
そんなサへル地帯気候の中で暮らし、少し朝夜のひんやりした空気を感じ始めた10月。
ちょっと油断したわたしは、ゴルフを18ホール、休憩なしに回ったのでした。
そうしたら、最後の18ホールで気を失いかけ、それでも根性でプレイを終えたとん、その場にへたり込んでしまいました。心臓の鼓動は激しく、どうにか両腕を支えられて休憩テラスへたどり着き、ふさぎ込んでしまいました。
それから1週間、ベッドにへばりくっ付いて体内にこもった熱で悶えまくりました。
これが、初めての暑気あたり。
12月のいくらか気温が下がった時季でしたが、正午近くにハーフだけ回ったゴルフ場で第二回目の暑気あたりを起こしました。
9ホール目は途中でプレイを中止しましたが、やはり、1週間、体内から熱が出て行かずに、ベッド上でごろごろ。首や肩がガチンガチンになって一回目の暑気あたりの時と同様に、タイマッサージで体中に筋肉をほぐしてもらい、五苓散末という漢方を服用して、やっと快復。
そして、2月。乾季に入って4か月目。
朝日を浴びるワガタワーがハルマッタンで霞んでいる~2020.2月中旬夫撮影 |
ハルマッタンが吹いて、町中が霞み、じわじわと厳しい暑さを感じる季節になりました。
ワガドゥグ在住の日本人女性の合唱仲間と打ち上げでレストランの庭のテーブルでランチをした後のこと。帰宅して、すごいほてりと頭痛に気づきました。
気が付かないうちに、わたしの席は午後の日差しが強烈に当たっていたのです。
仏語レッスンも休んでとにかく冷水を飲んで体中を冷やしてベッドへ。やはり、五苓散末の漢方薬とタイマッサージで復調するまでに1週間かかりました。
太陽高度が上がっていくともうすでに正午前の気温で40℃はあると思います。
乾燥しているから、汗をかかない。だから、暑さを実感しにくい。
そして、体温調節ができない。しかもわたしは還暦マダム!
暑気あたりを起こして何の不思議もないサヘルの気候を、ちょっと甘く見ていました。
四度目の暑気あたりを起こさないように、しっかり体調管理をしなければ。
もうじき、ワガドゥグ生活1周年です。
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