ハルマッタン吹き荒れる”霞んだ街”も終わり・・・ではなくて、ただハルマッタンの代わりに今度は乾燥で”土埃が舞い上がっている街”になりました。霞み具合が違ってきました。
前回、わたしの暑気あたりのことを書きましたが、いつも元気な夫が今週初め、とうとう暑気あたりにやられました。
月面様ゴルフ場を容赦なく照らす正午前の太陽 |
バイク走行のやたらに多いワガドゥグ市内の土埃舞う道路 |
夫は、今週の日曜日(3月1日)にゴルフコンペに参加中に変な虫に刺されてチクン、としたと思ったらプレイの終了間際から、左足ふくらはぎ下の猛烈な痛みが始まったというのです。
そのうち頭痛もしてきた、というので毒虫にやられて毒が脳みそまで到達したか、と翌朝、病院へ行ったのでした。
血液検査もして、単なる虫刺されだろうと医師に勇気づけられて、単純明快な夫は塗り薬と鎮痛剤ですぐに痛みも治まったと言って、午後からアスファルト工事が始まった太陽の照り付ける道路工事の現場へ向かったのでした。
すると、またまた帰宅して頭痛がする、めまいまでする…と言い始め、医療従事者のかたに電話で相談すると、熱中症ではないか、とのこと。
それが2日の月曜日の夕方のことでした。
それが2日の月曜日の夕方のことでした。
それから丸っと1日半、ポカリスェット様飲み物で水分補給しエアコンの効いた寝室で寝まくった夫は、翌々日の4日(水曜日)朝には完全復活したのでした。
わたしは、いずれの暑気あたりの時も完全快復までに1週間近くかかったというのに!
でも、これから続く猛暑のワガドゥグ暮らしで、ここの暑さ(1年を通して言えるのでしょうが)を見くびってはいけない、というスローガンをわたしたちは叩き込まれました。
ブルキナファソに長く暮らすかたの話ですが、ブルキナファソの太陽の強さは相当なものらしいです。
PHは日本の8倍もあるのだそうです。
緑のほとんどないサヘル地帯にあり、鉄分を多く含んだ赤土は、太陽熱をのみ込んでその土熱と発熱は半端ないように感じます。
緑のほとんどないサヘル地帯にあり、鉄分を多く含んだ赤土は、太陽熱をのみ込んでその土熱と発熱は半端ないように感じます。
太陽光発電にぴったりの国だと思われますが、今のところ、どの国も手を伸ばしてきませんねぇ。
ガーナのアクラで黄熱病研究に明け暮れた野口英世さんは、研究室の窓から強い夕陽が入り込んでいるのに気づかず、体力を消耗して、ナイジェリアへ出張した時に発病し、アクラに戻って研究仲間の介護の甲斐もなく亡くなった、という話を漏れ聞きました。
(この話の実証性は、はて?ということです。)
(この話の実証性は、はて?ということです。)
本格的なワガドゥグの猛暑の季節が始まりました。
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