夫婦でワガドゥグに来てちょうど1年が経ちました。
3月8日に成田から数個のトランクと2個のゴルフバッグ、そして小型ハープを背負って出発してから早1年。
ワガドゥグでもいろいろな出会いがありました。
良いコックさんや運転手にも恵まれ、フランス語レッスンを興味津々で続けてこられて、ブルキナファソの口承話を聴き取る楽しみももらい、猛暑のサヘル地帯だから9ホール回るのがせいぜいだけどゴルフもできて、日本人駐在マダムや世界中のマダムたちの交わりも楽しく、還暦マダムはそれなりの体力で充実した日々を送ることができました。
途中で、フランスの娘たちが休暇で過ごす南仏に逃避旅行に出かけたり、正味滞在2日間でしたがガーナのアクラを訪ねたり、そして年末年始は娘一家と過ごすためにアルプスへ出かけたりできたのも、アフリカ滞在生活を楽しむための大切な息抜きポイントでした。
本来ならば、帰国休暇で一昨日ワガドゥグを発ち、9日の今日、東京の我が家に到着予定でしたが、世界のコロナウィルス騒動で、2か月ほど帰国休暇が延期になりました。
最初は、延期したことで相当なストレスを感じましたが、楽しみはオアズケにしておいたほうがいいと発想転換。
帰国を延期したことで、ワガドゥグゴルフ場で開催された四大陸対抗のライダーズカップに夫が出場できて日本チームが2日間の熱戦の末に優勝するという快挙の瞬間にも立ち会えて、日本大使のおそらく最後のライダーズカップ出場で勝ち取った優勝メダルとトロフィーを手に喜び合うチームの笑顔も間近に見ることができました。
ワガドゥグのゴルフ場7番ホールの木で蝉が今年も鳴いていた(2020.3.7.撮影) |
わたしはライダーズカップ出場は果たせませんでしたが、先週土曜日7日朝に一人でゴルフをしていた時、7番ホールのグリーン手前の何本か立っている木々のところで蝉の鳴き声を聴くことができました。
何と懐かしい!
一年前、ワガドゥグのゴルフ場で夫と初めてのプレイの時に、セミの鳴き声を聴いた場所です。
アフリカ大陸で初めて聴く蝉の鳴き声でした。
アフリカにも蝉がいるんだと思ったとき、ここにも幸せがきっとあるのだと思えました。
蝉は南仏では、幸せを運ぶ生き物だと言われているのですから。
その通り、ワガドゥグの暮らしにもラッキーがたくさん待っていました。
夫たちのプロジェクトの終了予定は2年後です。
この2か月ほどは、ワガドゥグの日本人たちの中でも新旧の交代が多くありそうです。
寂しいお別れも、うれしい新しい出会いもあることでしょう。
ありのままで、そのままにここの時間を過ごしていきましょう。
寛子さん!寛子さんらしく前向きに楽しく過ごされているご様子。ブログを楽しく拝見しています。
返信削除日本はコロナで全ての予定がどんどんなくなっていきます。スポーツクラブも手仕事教室も。
寛子さんにお目にかかれるのを楽しみに待ってます‼️