1983年にトーマス.サンカラが大統領に就任したときに国名をブルキナファソに変え、国旗を変え、そして、この布を国布としたと聞いています。
国の重要な会議があるときに国旗が飾られて、テーブルはこの布地で覆うのだそうです。
そして、大切なパーティが開催されるとき、ブルキナファソの女性たちはこの布地で身を包むのだとも聞きます。
こんな具合に日常の暮らしの中にもこの布地柄が入り込んで使われています。
ワガドゥグで有名なチョコレート屋さん、chef ANDREのカカオ100%の板チョコの包み紙にも。(っと思ったら、カカオ52%と書かれてた!)
ティッシュペーパーの箱にも!
赤、白、黒の3色は、この国を流れるボルタ川の3つの支流を意味するのだとか。
植民地時代に河川が重要な交通手段だったときに、便宜的な名称として、赤ボルタ、白ボルタ、黒ボルタと言われて、区別されていたのだそうです。
そして、白鳩は白い紙~メッセージが書かれた手紙 ~をくちばしにくわえています。
町の布地屋さんで、綿100%のもの、化繊の薄手のものを簡単に入手することができます。
最初の写真の布地は以前に買っておいた化繊のもので、柄に沿って切ってみたら、ちょうど腰巻によいサイズのものになりました。ということで、四方をちくちく祭り縫い。
エルメスのスカーフの仕上がりを思い出しつつ、手縫いでかがっていったら三日もかかってしまった。でも、集中できる時間が持てて幸せでした。
チョコレート屋さんの商品の陳列棚を見て、この布地を買って帰りたいーと言っていた日本のお兄さんにプレゼントしましょ。喜んでもらえるといいけどな。
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