わたしのサウルハープを背負ってきましたよ、アフリカ大陸、西に位置するブルキナへ。
"ブルキナへ寄って来な"、とは誰も言わなかったけど。
還暦越えの夫婦は、3年も離れているといつ何どき何が起こって我が人生を後悔をする、というのはいやだし。
悩みに悩んで、やっぱり夫について行くことにしたのでした。
で、キンシャサ滞在の時は留守番していたわたしのケルトハープをどうしても持って行きたくて。でも、サイズがでかすぎる!
これまた苦肉の策で、小型のサウルハープをわたしのちっぽけなヘソクリで購入したのでした。
童話「家なき子」の主人公のレミが、おじいさんや犬やサルたちと旅芸人の一員としてハープを背負って町から町へ移動していく物語を思い出したのでした。
このサイズなら、レミハープ(っとわたしは表現していました。)と一緒だ。膝に置いて弾くタイプだから、どうにか機内持ち込みサイズとして認めてくれるだろう。
夫との交渉にもどうにか成功し、飛行機荷物の追加料金は払わねばならなかった(タオルを巻いてソフトカバーに入れたら、少しだけサイズがオーバー!)ものの、どうにか機内持ち込みにも成功し、3月9日午後3時、ワガドゥグ空港にハープ背負って夫婦で無事着陸しました。
成田からエチオピアエアラインに乗り込み、アジスアベバで乗り換えて、約1日半の旅でした。
レジデンスホテルの部屋にサウルハープ背負って大量の荷物と共に到着 |
翌朝、時差でぼ~っとした頭の片隅で起こされる声が聞こえて、夫が、言いたくないが、さっき、アジスアベバ発、ナイロビ行きの便が墜落した・・・、と。
わたしたちが乗ったアジスアベバ発のワガドゥグ行きの便のちょうど24時間後の事故でした。
なんだかなあ。
わたしたちは拾った人生のような気もして、あらためて、ここでの生活を楽しもうと思ったのでした。
~というわけで、まだまだ未熟なハープ奏者(いかんせん、アラカンの手習い。)ではありますが、ブルキナファソでドレミファソ~♪と奏でて日常生活を豊かにしようという心意気なのでした。
できるかな?
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