お釣りの変わりに渡された飴玉(右) |
ワガドゥグはまだそんなに雨は降らないのだけど、雨季に入った、と現地の人たちは口々に言います。
朝、窓から入ってくる風のヒンヤリ感が心地良いし、夜中は、エアコンを付けっぱなしにして寝ると・・・・。
はい、わたくし、しっかり風邪をキャッチしました。
ワガドゥグに来て2度目。
痰がらみの咳と青洟がすごいです。熱も出ました。
ワガドゥグの人が言うには、3月のわたしの症状は、空気に舞う土埃が原因の喉と気管支の炎症で2週間ちょっとで自然に完治しました。
が、6月の今回の症状は季節の移り変わりの風邪ということらしく、抗生物質を服用してようやく風邪の症状も治まりつつあります。
確かに、あちこちで風邪で熱出してダウンしている人がいますもん。
さて、昨日、頭痛がして熱っぽいなぁと思いながら、運転手と買い物に出た先でのことです。
場所は、新興住宅地のワガ2000支店のマリーナマーケット。
こざっぱりしたスーパーマーケットです。
レジに進んで、はい、13,185Fね(レシートを引っ張り出して確認)と言われて、2万Fを差し出し、次に200Fないかい?、レジマダムに訊かれて、200F玉を渡しました。
すると、細かいお釣りがないから、はいこれでね!
おもむろに手渡されたのは、7千F分の紙幣+上の写真の飴玉じゃあござんせんか。
わあ、ここ、ワガドゥグでもお釣り代わりに飴玉で片付けられたー!
ワガドゥグに来て初めてのことでした、飴玉お釣りをもらったのは。
5フランの代わりのお釣りってわけです。
キンシャサでは、紙幣のみが流通し硬貨は存在しなかったから、しょっちゅう、飴玉お釣りをもらっていました。しかも、その紙幣は米ドルと現地のCF紙幣の2本立て、ときたもんで、その2種間の換金率がどうなってるんだか(素早いパソコン処理!スーパーに依って違っていた!)ついて行けなくて、もう、「豆鉄砲を食らった鳩!」状態でしたっけ。
こちらは、しっかり現地通貨のみだからややこしい換金計算は不要だし、硬貨だってご覧のように7種類!(下の写真参照)
5フラン硬貨(=1円)まであるのだから、日本のようにお釣り問題はなし、と思っていたのに、まさか、ここで飴玉お釣りがまかり通るとは!
(左から)500,200,100,50,25,10,5F(5で割ると日本円に) |
友人に訊くと、たまに飴玉でごまかされることがあるとか。
我が家のコックさんに訊いても、小さいお金がないときは飴玉でお釣りをもらうのさ、と平然としてます。
それで怒る人はいないの、と訊くとそりゃあ、たまにいるさ~とは言ってたけど。
はー!硬貨の意味ってなんじゃい?、と思ってしまいます。
日本人は、律儀に1円までしっかり(レジ同士で交換までして)お釣りをくれるぞー、と思ってしまうけど。
おおらかなアフリカ気質ですな。
文化の違いを楽しみましょう。
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