2019年7月26日金曜日

7月のワガの道端に咲く草花

お耳汚し、じゃなくて”お目汚し”の話が続きました。お許しください。

7月14日へ日付が変わるちょっと前に無事に我が家に帰宅しました。同じ便で荷物は運ばれずに、翌々日の便で到着。破損などなかったけど、紛失荷物の手続きに並んだり、2日後に再度空港まで荷物を探しに行ったりで、最後までいろいろありの旅でした。

その翌朝に感じたワガドゥグの空気はひんやりして、窓を開けると爽やかな風が部屋に入ってきました。
南仏より、涼しい早朝の空気に心地よく起床できました。

キンシャサの乾季の頃の涼しさを思い出します。
キンシャサでは、重たい厚い雲が2層、3層になって空全体を覆い、太陽は完全に隠されて1日中ひんやり涼しい天気が続きます。厚い雲は、大気の水分をパンパンに吸って微妙なところで飽和状態が保たれて決して雨は降りません。乾季なのに、夜露、朝露に濡れた植物たちは緑もきれいでした。
6月半ばから9月半ばまでの3か月間。曇っていても決して雨は降らないから「乾季」です。

ここ、サヘル地帯にあるワガドゥグでは毎日雨が降るということはないけれど、やっぱり厚い雨雲に空全体は覆われています。
晴れると日中は太陽が照って暑いことは暑いですが、それでも、夜中、明け方はひんやり涼しいです。しとしと雨だったり、大嵐が来たと思ったら直後に大雨になったり、しっかり「雨季」です。6月から9月までが雨季だそうです。

赤道を挟んで、雨季と乾季が真逆になると言われますが、まさにその通り!

ここの夜中と明け方は肌寒くてエアコンは消します。

そんな雨季のワガドゥグで、水溜まりのできたがたがた道を走っていたら、あちこちに緑の雑草が伸びていることに気付きます。
そして、こんなかわいい草花を見つけました。


雨季のワガドゥグの道端に咲く薄紫色の草花


友人宅を訪れた時に見つけました。
この可憐な花の写真を撮ろうと水溜まりのできたでこぼこ土道を車から降りて歩いて戻っていたら、友人のご主人から、危ないから気を付けてーと声が掛かりました。
何が危ないんだろう?
と思っていたら、通り過ぎた車の飛び跳ね泥水で、靴がびしゃびしゃになってしまいました。
でも、こんなきれいな草花を見つけたんだもの。
うれしい、雨季のプレゼントでした。

その友人夫婦は明日、ワガドゥグを離れます。
またの再会まで、お元気で。

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