昨日、4月25日に、我が家のワガドゥグ郵便局の私書箱に日本からの郵便物第1便が到着しましたっ!
待ちに待った手紙です。
めでたしっ!!!
それは、父からのものでした。
今年9月で96歳になる父。しっかり自立して暮らす父が、
「冠省。手紙有難う。四月五日に届いて拝見。アフリカのブルキナファソと言う国での生活が始まったことを知らされた。・・・」
相変わらず、堅苦しい文体での手紙ですが、宛名もすべて直筆で書いて、変わりない元気な様子で一安心です。
アフリカがヨーロッパ各国の植民地となったことから始まる不幸。独立はしたものの問題山積であちこちで紛争が勃発してることへの危惧が綴られています。
秩序と無秩序が並行して存在する世界のことをしっかり見つめているなあと思いました。いかんせん、毎朝、毎夕、新聞をくまなく読む父ですからね。
元気でよかった。
わたしが、父への手紙を初めてワガドゥグの郵便局から投函したのが3月15日だから、えっちらおっちらどういうルートではるばる九州までたどり着いたのだか知りませんが、3週間弱かかって父の元へ届いたのですね。
そして、父の投函した手紙が、今度はわずか1週間弱でワガドゥグに到着したのでした。
キンシャサにいるときも、父からの手紙が10日に一回の割合で私書箱に届いていました。外地(!)にいると手紙をもらうことが一番の楽しみだからな、と言って、せっせと書いて送ってくれていました。
ワガドゥグから日本への郵便料は、830フラン。ということは、約160円です。
父の手紙に貼られたスタンプには、130円と印字されています。
ほぼ妥当な線をいっています。納得です。
ちなみに、フランスのアルプスに住む娘たちのところにもワガドゥグから投函したわたしの手紙がちゃんと届きました。
これは、娘から送られてきた証拠写真です!
3月15日に投函して、同日の消印が見えます。
娘のほうへは約2週間で届いていました。
ネットでメイルを送信し合うことのできない父とわたしの間で、二国の郵便局を通しての手紙のやり取りがこうやってまた始まったのでした。
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