2019年4月9日火曜日

ワガドゥグのいちご


ワガドゥグの乾季の3月、4月。
暑くて乾燥したワガドゥグの街中を、大きな盥(たらい)にいちごをピラミッド型に形よく積んで、それを頭に載せて売って歩く現地女性の姿をあちこちで見かけます。
熱帯フルーツとは真反対のような、可憐(!)そうに赤いいちごがアフリカに存在すること自体が「そぐわない」気がしますが。
それに、あんなに傷み易いいちごをてんこ盛りにして頭に載せて、よくぞ平気な顔をしてスイスイと街中を練り歩けるものだということにもびっくり!尊敬しまくりです。
(けつまずいたり、誰かにドンと当たったりしたら、か弱い商品は見事に壊滅するんだろうになあ、大損じゃん!とそっちのほうが心配になったりもします。転びの名人ですから、わたし。)

上の写真は、夫がつい先日買ってきたものです。
1キロほどのいちごが1000フラン(約200円)!
驚きの安値です。
わたしは、炎天下に晒されたいちごは買ってくるなーっと叫んでいたので、日傘の下で売っていたマーケットマミーから買ったとのこと。
夫が買ってきたいちごはちょっと小粒のいちごでしたが、甘かった!

いつも町角で見かけるいちごは大粒なもの。
ワガドゥグのいちごは、”博多あまおう”そっくりの大粒ですよー。
”あかい、まるい、おおきい、うまい”、だから、その頭文字を取って”あ・ま・お・う”なんだそうですが、ここのいちごも”ワガ版あまおう”!




これは、先月、まだワガドゥグに来て間もないときに、夫と入ったカフェで食べたタルト2種。夫と半分こに分けてお味見!
奥がココナッツタルト、手前がいちごタルト。
新鮮ないちごを載せたタルトを食べられる、奇跡のワガドゥグなのでした。

3月、4月といちごを楽しむ季節も、5月に入って雨季が始まるとお終いになるのだそうです。

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