2019年4月5日金曜日

朝から赤ワイン?


これは、引っ越し当日の朝のホテルでの最後の朝食の時の写真です。(相変わらず、姿勢悪し!しかも寝ぼけ顔で失礼・・・。)
えー! 朝から赤ワイン???

いーえ。
これはハイビスカスの濃厚なジュースです。
こちらでは、ビサップジュース、と言っています。
ビサップ、とはなんじゃ?
フランス語では、”H"が発音されないから、イビスカス、となりますが。
語源はよくわかりませんが、ともかく、ビサップジュース。
これを飲むと元気もりもり、お肌つやつや(願望)になる(ような気がする)ので、毎朝飲んでいました。

ブルキナファソには、美味しい生姜ジュースもあります。
甘くて濃厚で美味しいのです。
(在日ブルキナファソ大使公邸で、牛乳と混ぜた冷たい生姜ジュースをいただいたことがあって、これまた美味しくて美味しくて、生涯忘れられない飲み物となりました。初恋の味カルピス!生姜バージョン、と表現しましょう。)
空気が乾燥して、サハラ砂漠からの砂ぼこりが空中に舞って、喉を痛めるという風土にぴったりの飲み物だと思われます。

さて、そのビサップジュースの作り方を尋ねました。
ハイビスカスの花弁(蕾かも)を摘んで、それを重曹の入った熱湯に入れて煮る。
そしてけっこうたっぷり目の砂糖を入れて混ぜて出来上がり、なのだそうです。

日本で売られているハイビスカスティーパックを熱湯に入れて飲むハイビスカスのお茶なんて、気の抜けた出し殻茶です。ホテルで毎朝飲んだビサップジュースは、超濃厚でした!
砂糖たっぷりですが、それがまた喉に良いのかも。(キンカンの甘煮みたいに甘い。)

というわけで、朝から赤ワイン、ではなくて、朝からビサップジュース。ハイビスカスの花弁を煮詰めて作ったジュースなのでした。

郷に入ったら郷に従え。
さあ、ここの風土で育まれた体に良い飲み物や生薬に出会うのもまた楽しみのひとつです。

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