2019年9月30日月曜日

ワガの街にあふれる赤ちゃん連れのモトマダム



ワガドゥグの街には本当にたくさんのモト、”moto”が走っています。
フランス語でバイクのことを、”moto”と言います。
大きな道路にはモト走行専用レーンが取り付けられていますから。

こんなふうに赤ん坊を背負ったモトマダムの雄姿も当たり前のごとく見られます。




ふつうは、おぶい布地から赤ちゃんの頭と足の先だけ出して、あとはすっぽり布地にくるみます。
両足は広げて母親の腰上左右に固定させ、頭だけ出してくるりと包むのです。
この姿勢に文句を言って泣き叫ぶ赤ちゃんなんて見たことがありません。
それくらい居心地がいいのでしょう。

こんな、家族総出のバイクにも出くわします。




赤ちゃんのおぶい布は少々垂れ気味で可哀そうになりますが、赤ちゃんは平和そのものです。パワフルですねー!
一家4人でお出かけです。

路線バスを見かけないし、モトは庶民の必需品なのでしょう。

我が家の運転手もコックさんも、夫の事務所に勤務する人たちもモト通勤です。夫の運転手は、ベロ("velo"。フランス語で自転車のことです。)で通勤してきますが、彼が真っ先に実現したい夢は貯金してモトを買うことだそうです。
ベロ”velo”を持って、次にモト”moto”を手に入れて、そして、いつかは自家用車を持ちたいと思っているのでしょう。

しかし、ヘルメットをかぶっている人は皆無!!!
せめても、子どもたちには防空頭巾みたいなものをかぶせてやってほしいものです。

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