2019年9月6日金曜日

L’éléphant vert: 一族に伝わる森鳩への恩返しの話





ワガドゥグに到着後、家探しの間に滞在したホテルの中庭に、毎朝、何羽かの鳩が集まってきていました。
日本の鳩より一回り小ぶりで、明るいグレー色をしていました。

その鳩への恩返しを続ける、あるモシ族一族の女性の話を聴き取りましたので、こちら、ワガ通信にも転載します。

日本の恩返しの昔話は、動物から人間への恩返しの話です。善い行いをすると、きっと良いお返しが来るよ、みたいな勧善懲悪っぽい面も感じられます。

ここ、アフリカの人々に伝わる話は、助けてくれた動物たちに、人間たちが孫の孫の孫…の代まで恩返しをし続ける、という真逆のような話の筋になっているところが興味深いところです。
しかも、森の動物たちを食べる習慣を持つアフリカの人々らしい恩返しの方法も興味をそそられます。

その動物たちへの恩返し話の第一弾として、どうぞ読んでみてください。
アフリカの人たちのことをまた一つ知ったように思います。
では・・・。


L’éléphant vert: 一族に伝わる森鳩への恩返しの話: ワガドゥグ暮らし初期に滞在したホテルの庭によく鳩が来ていた。(2019年3月) これもまた、夫の事務所に勤務する、モシ族のジナボさんから聴き取った話です。 この国の人たちは、鶏肉を食べるのと同じように、鳩の肉も好んで食べると聞きますが、ジナボさんの一族の女性たちは...

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