2022年2月1日火曜日

ワガドゥグの乾季のバオバブの木たち

 


これは、ワガドゥグ中心部幹線道路沿いに立つバオバブの木です。
ブルキナファソのバオバブはどれもこんなタイプのもので、わたしたちがイメージするマダガスカルの巨大バオバブのような異様に太い幹を持っていません。


12月から気温が下がって乾季が進むと、上に載せた写真のバオバブのように葉を落として、どのバオバブの木も裸木だから、すぐに町なかでバオバブの木を見つけることができます。
びっくりするくらい、結構な数のバオバブの木を発見します。

バオバブの葉っぱはブルキナファソの料理によく使われるし、バオバブオイルも肌に良いと聞きます。わたしも愛用しています。「おサルのパン~pain de singe」と言われる硬くて大きな実の果肉をくり抜いてジュースにしたり。粉にして食べたり、ブルキナファソの人たちはバオバブの木を一本丸ごと楽しんでいるなあと痛感します。


ゴルフ場のバオバブの木(2022.1.8.)

道路沿いに立つ大きなバオバブの木(2022.1.26.)

ワガ2000タワー近くの空き地に立つバオバブの木(2022.1.30)

ゴルフ場に向かい途中で見つけたバオバブの木(2021.12.25)



最後の写真のみ、昨年12月に撮った写真です。手前の裸木がバオバブの木です。まだバオバブの実(pain de singe)がいくつか名残惜し気にぶら下がっていました。

わたしが2020年に種から植えたバオバブの木たち。
10粒の種を植えて、芽を出した4本のバオバブの木たち。
わたしが日本に帰っている1年半の間、事務所のベランダで事務所のジナボさんが育ててくれたバオバブ4兄弟たちもブルキナファソで生まれて3年が経ち、わたしたちがこの地を離れるにあたり、それぞれ、ここの友人たちに喜んでもらわれて行きました。
ブルキナファソの地に根を張って大きく大きく育っていくバオバブの姿を、わたしはずっと日本で想像しながら楽しもうと思っています。

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