2019年5月2日木曜日

ワガドゥグの月面ゴルフ場

ワガドゥグのゴルフ場入口を内側から望む

ようこそ、月面ゴルフ場へ。
町の中心地からワガタワー(通称。本当は”勇者の塔”と訳せばいいかな。)のロータリーを左折して、デーン!と構えた米大使館の前を通り過ぎてさらに進むと、はげはげ土むき出しのワガ・ゴルフ場に到着します。

門の開け閉めをするおじさんが深いしわ顔をくしゃ!っとしてお出迎え。
良い顔したおじさんです。
ここのゴルフ場開設以来ずっと働いているんじゃないかと思われるような存在感のあるおじさんが遮断機を上げてノートを持って来て、わたしたちが車内で記帳を済ませると、いよいよ月面のようなゴルフ場入場です。
午前8時でもう、灼熱の地になっていますが、はげはげの場所でゴルフをする、と思うより、月面でゴルフをする、とイメージするほうが断然、夢がありますよね。

ということで、今朝も月面プレイを楽しみました。
こちらではメーデーで祝日ですから、多くの方が早朝から休日ゴルフに繰り出していました。
日本では、令和の元旦ですね。


フェアウェイではマットを敷いてプレイ可

少々、木は生えていますが、これが月面ゴルフ場です。
芝生マットを敷いてプレイしているのが見えますか。友人のアドバイスで、しっかりマットを日本で買って持参しました。

この月面に以前紹介した、白いキラキラ小石が散らばっています。
その小石をチラ見しながら、ゴルフに集中です。






ティーアップのところもセメント台だから、もちろんグリーンマットを敷きます。

40年近く前の大阪万博のアメリカ合衆国館で展示されていた月の石みたいなのも、点在していますよ。






一見すると火山から吹き上げられた穴ぼこだらけの岩石か!、と思われますが、これは、元蟻塚だったものがボロボロに崩れて岩のようになったものらしいです。
蟻が吐き出す?蟻酸で土が固められるとがちんがちんになります。コンゴでも中央アフリカでも巨大な蟻塚をよく見かけました。
これぞ、月の石!、です。

まあ、木も生えてはいるのですよ。
なんせ、セミの鳴き声をアフリカ大陸で初めて耳にしたくらいですから。



と、こんな感じの我がワガドゥグの月面ゴルフ場でした。
毎週、月面でゴルフをする、と考えるほうが数倍楽しめる、ってものです。

ここにはクレーターはないかなあ。
しっかり引力はありますけど。

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