2022年1月4日火曜日

お正月気分になる重箱

 


これは、わたしがお嫁に行くときに母が持たせてくれた重箱です。
プラスティック製だから、普段使いで自由に使いなさいと母から言われたことを思い出しながら、普段使いに自由に使って本当に重宝しました。


そして、アフリカでもお客さんの時にこの重箱を使おうと思って、キンシャサ、ワガドゥグと持って回ってずいぶん活躍してもらいました。
お客さんの席で、重箱に炊き込みご飯を入れたり、おむすびにして詰めたり。それだけで、和の食卓になります。また、蓋があるので、テーブル脇に置いて、メインの料理になるとすぐに食卓に載せることができます。
もちろん、お正月のおせち料理は十分に用意できなくても、重箱に詰めるだけで雰囲気を出すことができました。

今年は、大日本土木のかたから、なんと真空パックのおせち料理セット、というのをいただきました。もう、天にも昇る気分になりました。
1月2日、早朝ゴルフのあと、おせち料理を重箱に詰めて三段重ねにして、酢の物と雑煮を準備して、日本酒も用意しました。
2年以上日本に帰っていないという友人を招いて、三人で新年の食卓をいただいたのでした。友人が持ってきてくれたスパークリングワインも美味しかったこと!新年の食卓が華やぎました。

この重箱は、ブルキナファソの日本の友人一家に置いて行こうと思っています。
この重箱さん、まさかブルキナファソで暮らすことになるとは思ってもいなかったことでしょう。わたしの母にしても、あの世でびっくりしているかもしれません。
でも、この重箱一つで日本の食文化を創り出せるのですから、ブルキナファソに長く暮らす友人に置いて帰ります。
40年近くもの間、わたしのそばで活躍してくれて、重箱さん、ありがとうございました。

年が明けて、わたしたちのワガドゥグでの暮らしもあと1か月と少しとなりました。


2 件のコメント:

  1. お正月を演出する重箱さん。。お母さまの心遣いがブルキナファソで活躍することになろうとは、、明けまして(開けまして)おめでとうございます。来月には日本に戻られるのですね。残り少ない日々を思う存分、楽しんできて下さいね。 まりこ

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  2. 今更ですが、新年おめでとうございます。
    ありがとうございます。はい、自主隔離後、自由の身になるのは3月に入ってからと思います。

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