2022年1月5日水曜日

ワガドゥグ中心地に立つクリスマスツリー・イルミネーションの夜景

 


2022年も5日目となりました。
日本では、クリスマスが終わったとたんにクリスマスの飾りは取り外されてお正月飾りに変わってしまいますが、アフリカでは欧米と同じように1月いっぱい、町なかでも家庭内でもクリスマス飾りはそのままのようです。(もちろん、お店や路上でのクリスマス用品の販売は影を潜めますが)イエス様が生まれて1か月間はお祝い気分は続くのでしょう。

上の写真の大きなクリスマスツリーは、毎年クリスマスが近づくとワガドゥグの中心地クルバ地区の大きなロータリーに立つのですが、わたしは一度もイルミネーションが灯った夜景を見たことがありませんでした。
中心地から離れた住宅街のワガ2000地区に住んでいるわたしたちには、夜にクルバの方面に出かけることはまずありませんし、2019年にこちらに来たときは、何度か起こったISテロの事件の影を引きずって、夜8時以降の外出を禁止されていました。

昨年12月に夫の事務所の秘書の女性と買い出しに出かけたときに見かけたこのクリスマスツリーは暑い太陽の下でこんな様子でした。
遠景です。



その電飾クリスマスツリーに近づくと、ツリーの中に鳥を掲げ持つ少女の立像を見つけました。平和の象徴の白鳩でしょう。

傍まで寄って見つけたこの少女像には感動しましたが、遠景での昼間のクリスマスツリーは味気ないものでした。その時に事務所の女性が、夕方ライトアップされるときれいなのだと説明してくれました。夜景の写真を撮って送るわね、と約束してくれたのです。
そして、年末年始の休暇が終わった昨日、冒頭の点灯されたツリーの写真をかのじょが送ってきてくれたのです。
ブルー一色に輝く写真も撮って送ってくれました。



わたし自身の目では、このイルミネーションを観ることはできなかったけど、事務員の女性の温かい配慮に感謝したのでした。
このイルミネーションツリーは1月いっぱいは観られるということです。

明日1月6日は、ベツレヘムを訪れた東方の三賢人たちがイエス様を神の申し子として見い出したとされる広現祭です。
キリスト教の国では、”ガレット・デ・ロワ”というパイ生地の丸いお菓子に陶器製の小さなフェーブをしのばせて切り分けて、そのフェーブが自分の切り分けられた小片に入っていたら、その日1日中、王冠をかぶって王様や女王様になれるという楽しいパーティーが行われます。
娘一家はそのフェーブを集めていて、それがとてもかわいいのです。
わたしも真似をして収集するようになりました。この行事は1月いっぱい続くと聞きますが、ワガドゥグにある2軒だけのケーキ屋さんにも果たして、”ガレット・デ・ロワ”を見つけることができるでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿